「マネーショート」という映画を観ると、お金に関する表現を覚えることができます。最近は、投資に積極的な人も多く、英語でも理解しやすくなってきているかもしれません。この映画の原題は『The Big Short』です。私は個人的にこの映画が好きで、お金に関するフレーズが多く登場するので、おすすめです。また、まだ見ていない人には、この映画の魅力もお伝えします。
Contents
専門用語についての理解が必要

『マネーショート』は、金融危機の原因となった「サブプライムローン」や「CDO」、「CDS」などの専門用語が数多く登場する映画です。これらの用語が理解できないと、映画を観ていて混乱することがあります。そのため、映画鑑賞前にこれらの用語を把握しておくことが重要です。映画館でも、上映前にこの映画が扱う専門用語についての簡単な説明が流されることがありますので、チェックしておきましょう。
実話を基にしたストーリー
『マネーショート』は、実在したヘッジファンドマネージャーたちが、金融危機を予見し、それを利用して大儲けする様子を描いた映画です。
実際に、映画に登場する「マイケル・バリー」という人物は、金融危機を予想し、それに乗じて大金を稼いだことで知られています。映画に出てくるキャラクターたちは、すべて実在した人物をモデルにして作られており、彼らがどのようにして危機を予想し、投資を行ったのかが描かれています。
名だたる俳優陣の演技力
『マネーショート』には、ブラッド・ピット、ライアン・ゴズリング、クリスチャン・ベール、スティーブ・カレルといった、名だたる俳優たちが出演しています。
特に、主役の一人であるクリスチャン・ベールは、自閉症スペクトラム障害を持つヘッジファンドマネージャー「マイケル・バリー」を演じており、その演技が高く評価されています。また、ストーリーの展開に合わせて、彼らの演技力が光るシーンも多くあります。
現代の社会問題に迫る

『マネーショート』は、金融危機という過去の出来事を描いた映画ですが、その裏には現代社会における問題意識があるとも言えます。
例えば、金融機関が貸し出したサブプライムローンに対して、信用格付け機関が高い格付けを与えたことが問題視されています。また、金融商品の複雑さや透明性の欠如が、危機の原因となったことも指摘されています。
『マネーショート』は、これらの問題についても触れており、社会問題としての金融危機の本質を考えるきっかけとなる映画といえます。
リアルな演出による臨場感
『マネーショート』の演出には、リアルな雰囲気が出ていると評価されています。例えば、金融機関の内部やヘッジファンドのオフィスなどのシーンでは、資料やモニター画面に実際の数字やグラフが表示され、緻密な分析作業が行われる様子が描かれています。
また、金融危機の余波が広がるストリートや住宅街などのシーンでも、リアルな雰囲気が出ており、映画館で鑑賞すると臨場感あふれる体験ができるでしょう。
以上、『マネーショート』の見どころについてでした。金融危機を扱った映画ということで、専門用語やストーリーの理解が求められるかもしれませんが、リアルな演出や名だたる俳優陣の演技など、見所の多い映画となっています。
社会問題としての金融危機の本質に迫ることができるという点も、この映画の魅力のひとつといえます。ぜひ、視聴してみてください。
勉強の方法は英語字幕

ここからは映画で英語を学ぶ方法をご紹介いたします。
英語を学ぶうえで「知識を身につけ」、自分の意見を持つことも重要になります。
でないと、全て”I don't knowで返すことになります。

日本語でもわからないものはわからないからです。
少しでも背景知識を身につけましょう。
映画の視聴は「Hulu」や「Amazon prime video」がおすすめです。
ネット配信では英語字幕がないもがあります。
残念ながらマネーショートはないです。
そこで、グーグルの拡張機能で英語字幕を利用できます。
ただしパソコンで視聴する前提です。
設定はシンプルです。
字幕起こし拡張機能の使い方
- グーグルクロームから入る
- 右上の「︙」を選択
- 「設定」を選択
- 「ユーザー補助機能」を選択
- 字幕起こしを「オン」にする
以上
あとは、グーグルから「hulu」なり「Amazon video」をログインし映画をみれば勝手に文字起こしをしてくれます。
文字起こしなので間違っているところがあるので要注意。
あきらかに違う単語であれば間違っています。
自分のリスニングを信じることも必要です。
※スマホのアプリではこれができませんパソコンのみです


映画マネーショートが見れるネット配信
安くてお得なのはアマゾンプライムに入っておくことです。プライムビデオでも「マネーショート」は見ることができます。
prime video月額500円
マネーショートで出てくる投資に関する英単語を覚えよう
映画「マネーショート」で登場するお金に関する英語のフレーズです。
英語 | 日本語訳 |
---|---|
subprime mortgage | サブプライムローン |
collateralized debt obligation (CDO) | 資産担保証券化商品 |
credit default swap (CDS) | 信用デフォルトスワップ |
synthetic CDO | 合成CDO |
housing bubble | 不動産バブル |
subprime crisis | サブプライム危機 |
mortgage-backed security (MBS) | 住宅ローン担保証券 |
adjustable-rate mortgage (ARM) | 変動金利型住宅ローン |
bond rating agencies | 債券格付け機関 |
short selling | 空売り |
default | 債務不履行 |
liquidity crisis | 流動性危機 |
bailout | 救済措置 |
Too Big to Fail | 破綻すると社会に大きな影響を及ぼす大手企業・金融機関 |
なお、上記の表に示された用語は、映画「マネーショート」で使用される専門用語であり、一般的なビジネス用語や金融用語とは異なる場合があります。
映画マネーショートのメインキャスト
- クリスチャン・ベール(Michael Burry)
- スティーヴ・カレル(Mark Baum)
- ライアン・ゴズリング(Jared Vennett)
- ブラッド・ピット(Ben Rickert)
- ハム・イシラエリ(Charlie Geller)
- ジョン・マギロ(Danny Moses)
- フィン・ウィットロック(Porter Collins)
- ジェレミー・ストロング(Vinny Daniel)
- マックス・グリーンフィールド(Jevan)
- リッキー・ゲルバス(Ricky Ledgett)
- アデイ・アデジア(Kathy Tao)
- ヘイデン・サザーランド(Kyle Bass)
- ハモンド・アズファリー(Evie)
- ジェフリー・ウラム(Greg Lippmann)
他にも、多数の俳優が脇役として出演しています。
英会話で誰が主役と聞くとの便利なフレーズ
- Who’s in it? 「誰が出ていますか?」
- Who stars in it? 「主演は誰ですか?」
映画マネーショートででてくるフレーズ
- What's your angle?" - 何か企んでるのか?
- "You're wrong" - 君は間違っている
- "I'm not selling" - 売らない
- "I want to short the housing market" - 住宅市場を空売りしたい
- "This is Wall Street, Dr. Burry. If you offer us free money, we're going to take it." - これはウォール街だ、バーリー博士。無料のお金を提供されたら、私たちは受け取るよ。
- "You're telling me the music's going to stop, and we're going to be left holding the biggest bag of odorous excrement ever assembled in the history of capitalism?" - 音楽が止まって、キャピタリズム史上最大の排泄物の袋を持たされることになるってことか?
- "This is Wall Street, baby. If you're not inside, you're outside." - ここはウォール街だよ、赤ん坊。中に入ってなきゃ、外にいるんだ。
- "The banks have given us 100-to-1 leverage, loaning us $100 for every dollar we invest. This is an amazing opportunity." - 銀行は私たちに100倍のレバレッジを与え、1ドルの投資に対して100ドルを貸してくれました。これは素晴らしい機会です。
- "It's not about the money. It's about our values." - 金銭的なことではありません。私たちの価値観についてです。
- "What the banks are doing is gambling, and there are big losers in a casino." - 銀行がやっていることはギャンブルであり、カジノには大きな敗者がいる。
マネーショートの他にお金に関するおすすめ映画
- ウルフオブウォールストリート ★★★★★
- マージンコール ★★★
- マジックマネービットコイン ★★★
- リーマン・ブラザーズ 最後の4日間 ★★
最後に映画について英会話で練習してみる
外国人と英語で会話すると、映画の話題になることが多いです。人々は映画のフレーズを引用したり、言葉遊びをしたりします。
「どんな映画が好きですか?」や「どんな俳優が好きですか?」といった質問はできますが、その内容を英語で説明することは多くの人にとって難しいでしょう。
映画を英語で説明するためには、継続的に練習することが大切です。レアジョブのような英会話のレッスンを受けることで、手頃な価格で練習ができます。一回あたりのレッスン費用が安いため、継続しやすいです。
是非、映画で英語を学んでみてください