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英検準1級ライティング対策|意見論述で高得点を狙う必須フレーズ40選を徹底解説

英検準1級の二次試験(面接)対策は意識している方が多いのですが、実は一次試験の「ライティング(意見論述)」で手堅く得点できていない社会人学習者を、私はこれまで何人も見てきました。英検準1級のライティングは、英作文の「型」と「使えるフレーズ」を知っているかどうかで点数が大きく変わります。逆に言えば、ネイティブ並みの語彙力は不要で、限られた表現を正確に使いこなせれば十分に高得点が狙えるパートです。

この記事では、TOEIC600〜800点台・英検準2級〜2級くらいの力がある社会人学習者を想定し、英検準1級ライティングで実際に使える必須フレーズと、社会人の実務経験を生かした書き方のコツを解説します。私自身、仕事に追われる中で合格した経験から言えるのは、ライティング対策は「限られたフレーズを使い回す練習」が一番効果的だということです。

英検準1級ライティング(意見論述)の基本構成を理解する

英検準1級のライティングは、与えられたTOPIC(質問)に対して、賛成か反対か、あるいは自分の意見を明確にし、2つの理由とともに120語程度の英文で述べる形式です。採点観点は「内容」「構成」「語彙」「文法」の4つで、どれも満点近くまで積み上げることが可能ですが、特に「構成」は型を知っているだけで安定して高得点が取れる領域です。

基本の4段落構成

社会人が一番消化しやすいのは、以下の4段落構成です。

  • 第1段落:自分の立場を明示する(Introduction)
  • 第2段落:理由1とその具体例(Reason 1)
  • 第3段落:理由2とその具体例(Reason 2)
  • 第4段落:意見の要約・結論(Conclusion)

この型に沿って書くだけで、採点者に「論理的に整理された文章」という印象を与えられます。逆に理由を羅列しただけで結論がない文章は、内容が良くても構成面で点数を落とします。私が受験した際も、本番ではまず4段落の「枠」を白紙に書いてから英文を埋めていくことで、時間切れを防いでいました。

段落をつなぐ「つなぎ言葉」フレーズ集

英検準1級ライティングで最も点数に直結しやすいのが、段落と段落、文と文をつなぐ「つなぎ言葉(連結表現)」です。同じ"First"や"Also"ばかり使っていると語彙の評価が伸びにくいため、役割別にいくつかのパターンを覚えておくと安心です。以下に、実際の答案でよく使う場面別のつなぎ言葉をまとめました。

場面 フレーズ例 使い方の例文
理由を始める First of all / In addition First of all, remote work allows employees to save commuting time.
具体例を示す For example / For instance For example, many companies have reduced office costs by adopting remote work.
対比・譲歩を示す On the other hand / Although Although there are some drawbacks, the benefits outweigh them.
結論を述べる In conclusion / Overall In conclusion, I believe that flexible working styles will become more common.

上の表にある表現は、日常のビジネス英語でもそのまま使える汎用性の高いものばかりです。私は通勤電車の中で、この4つの場面を意識しながら「今日のニュースを英語で説明するとしたら」と頭の中で練習していました。スキマ時間で繰り返し使うことで、自然に手が覚えてくれます。

意見を述べる際に使える必須表現

賛成・反対の立場を明確にする表現

英検準1級のライティングでは、最初の1文で自分の立場をはっきり示すことが減点を避けるポイントです。曖昧な書き方は「内容」の評価を下げてしまうため、以下のような明確な表現を使いましょう。

  • I agree with the idea that ~(〜という考えに賛成です)
  • I do not think that ~ is a good idea(〜は良い考えだとは思いません)
  • In my opinion, ~ is more important than ~(私の意見では、〜は〜より重要です)
  • There are two main reasons why I think so(そう考える主な理由は2つあります)

根拠・データを示す表現

理由付けの説得力を高めるためには、抽象的な感想ではなく「誰にとってどう良いのか」を具体的に書くことが大切です。社会人であれば、職場での経験を一般化して書くと説得力が増します。

  • This is because ~(これは〜だからです)
  • As a result, ~(その結果、〜)
  • This would lead to ~(これは〜につながるでしょう)
  • Many people, including myself, have experienced ~(私自身を含め多くの人が〜を経験しています)

たとえば「在宅勤務のメリット」というTOPICであれば、"Many people, including myself, have experienced less stress from commuting since switching to remote work."のように、自分の実体験を一般論に落とし込む一文を入れると、採点者に「具体的で説得力がある」と評価されやすくなります。

社会人経験を「ネタ」として使う具体例の作り方

英検準1級のライティングで差がつくのは、理由の「具体性」です。学生であれば学校生活のネタで書くのが一般的ですが、社会人は仕事や家庭の経験を使うことで、むしろ説得力のある文章が書けます。私が実践していたのは、よく出るTOPICのジャンル(環境・テクノロジー・教育・働き方・健康など)ごとに、自分の仕事のエピソードを1つずつ英語でストックしておく方法です。

例えば「テクノロジーが人間関係に与える影響」というTOPICであれば、オンライン会議の普及によってチームの雑談が減った、という職場での変化をそのまま英語にすればよいのです。"Since our team started using video calls instead of meeting in person, casual conversations before and after meetings have decreased."という一文は、特別な単語を使わなくても具体性があるため高く評価されます。普段の出来事を英語で説明する練習を積んでおくと、本番で理由を考える時間を大幅に短縮できます。

よくある減点パターンと対策

最後に、添削指導や自分自身の受験経験から気づいた、よくある減点パターンを紹介します。

1. TOPICからずれた意見を書いてしまう

与えられたTOPICに正面から答えず、関連する別の話題にすり替えてしまうケースです。たとえば「学校教育にもっとテクノロジーを導入すべきか」というTOPICに対して、職場のテクノロジー活用の話だけを書いてしまうと、内容面で大きく減点されます。TOPICの主語・対象(学校、職場、社会全体など)を書く前に必ず確認しましょう。

2. 理由1と理由2の内容が似通ってしまう

2つの理由を用意する際、片方が「お金の節約になる」、もう片方も「コストが下がる」のように実質同じ内容になってしまうと、構成面での評価が伸びません。「個人への影響」と「社会・組織への影響」のように、異なる視点から2つを用意すると自然に差別化できます。

3. つなぎ言葉を使わず文章が単調になる

先ほど紹介したつなぎ言葉を使わず単文を並べただけの文章は、内容が良くても語彙・構成の評価が伸びにくくなります。First of all、In addition、As a result、In conclusionのように、段落の役割ごとに決まったつなぎ言葉を置く習慣をつけておくと、見直しの際にも構成の抜け漏れに気づきやすくなります。

英検準1級のライティングは、派手な単語力よりも「型」と「使い回せるフレーズ」の精度で勝負が決まるパートです。今回紹介した表現を、まずは5つのTOPICで実際に書いてみることから始めてみてください。仕事の合間のスキマ時間でも練習を積み重ねることで、本番でも落ち着いて120語をまとめられるようになります。

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  • この記事を書いた人

おしんglish

英語学習歴20年以上・英検準1級の現役会社員。忙しい社会人でも続けられる英語学習法(TOEIC・英検・英会話・アプリ活用)を発信中。完璧を目指すより、今日から一歩ずつ。

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