先日、同僚から「来年、海外のビーチで挙式をする予定なんだけど、プランナーとのメールや打ち合わせが全部英語で、正直かなり不安」と相談を受けました。日常会話やビジネスメールにある程度慣れていても、結婚式準備には普段出てこない単語や表現がたくさん出てきます。筆者自身も友人の海外挙式に出席した際、受付や余興で使うフレーズを事前に調べて冷や汗をかいた経験があります。
今回は、海外挙式を控えている方(またはそのサポートをする立場の方)に向けて、ウェディングプランナーとの「メール」「打ち合わせ」「衣装確認」という3つの場面で実際に使われる英語フレーズを徹底解説します。TOEIC600〜800点台、英検準2級〜2級くらいの方でも、今日からそのまま使える表現を中心に選びました。
Contents
ウェディングプランナーへの問い合わせメールで使う英語フレーズ
最初につまずきやすいのが、プランナーへの問い合わせメールです。ビジネスメールと同じで、要件を簡潔に伝えることがポイントです。
最初のコンタクトで使うフレーズ
- "I'm reaching out to inquire about availability for a wedding ceremony on June 12th, 2027."(2027年6月12日の挙式について、空き状況を伺いたくご連絡しました)
- "Could you send me your package details and pricing?"(プランの詳細とお見積りを送っていただけますか)
予算・日程調整で使うフレーズ
- "Is there any room for negotiation on the package price?"(パッケージ価格について、多少交渉の余地はありますか)
- "What's included in the basic package, and what would be an additional cost?"(基本プランに含まれるものと、追加費用になるものを教えてください)
日本語だと「予算はこれくらいで」とぼかしがちですが、英語のビジネスシーンでは具体的な金額や条件を先に伝えたほうがスムーズにやり取りが進みます。普段の仕事での交渉と同じ感覚で問題ありません。
打ち合わせ(オンライン・対面)で使えるフレーズ
メールのやり取りが進んだら、ビデオ通話や現地での対面打ち合わせに進みます。要望をはっきり伝えること、そして聞いた内容を必ず確認することの2つが大切です。
要望を伝えるフレーズ
- "We'd like a simple, outdoor ceremony with no more than 30 guests."(ゲスト30名以内のシンプルな屋外式を希望しています)
- "Could we incorporate a Japanese tea ceremony element into the reception?"(披露宴に日本の茶道の要素を取り入れることはできますか)
確認・念押しのフレーズ
- "Just to confirm, the rehearsal is scheduled the day before, correct?"(確認ですが、リハーサルは前日の予定でよろしいですか)
- "Could you put that in writing?"(それを書面(メール)で確認いただけますか)
特に"Could you put that in writing?"は、口頭での約束を後からメールで確認してもらうための定番フレーズです。海外のベンダーとのやり取りでは口約束だけで進めると後々トラブルになりやすいので、ビジネスの現場同様に「書面で残す」意識を持つことが大切です。
衣装・ドレスコードの打ち合わせで使うフレーズ
衣装合わせやドレスコードの確認は、サイズ感や素材など感覚的なニュアンスを伝える必要があるため、意外と難易度が高い場面です。
- "What's the dress code for the guests — formal or casual?"(ゲストのドレスコードはフォーマルですか、カジュアルですか)
- "Could we schedule a fitting before the final payment?"(最終決済の前に試着の予約を取れますか)
- "It feels a bit tight around the shoulders — could you let it out slightly?"(肩周りが少しきついので、少し出してもらえますか)
下の表に、ここまで紹介した場面ごとのフレーズと使いどころを整理しました。打ち合わせ前に見返すチェックリストとして使ってみてください。
| 場面 | フレーズ例 | 使いどころ |
|---|---|---|
| 最初の問い合わせ | I'm reaching out to inquire about availability... | プランナーへの最初のメールで日程と要件を伝える |
| 内容の確認 | Could you put that in writing? | 口頭の決定事項を後からメールで確認してもらう |
| 衣装合わせ | Could we schedule a fitting before the final payment? | 最終支払い前に試着の予約を取りたいとき |
現場で役立つボキャブラリーリスト
- venue(会場):"Have you decided on a venue yet?"(会場はもう決まっていますか)
- officiant(司式者):"The officiant will guide the ceremony."(司式者が式を進行します)
- deposit(内金):"A 30% deposit is required to secure the date."(日程確保には30%の内金が必要です)
- final headcount(最終参加人数):"We need your final headcount two weeks prior."(2週間前までに最終人数を教えてください)
これらの単語は挙式準備だけでなく、海外出張でのイベント運営や接待の場でも応用できる語彙です。覚えておくと意外なところで役立ちます。
まとめ
海外挙式の準備で使う英語は、一見特殊に見えても、実はビジネスメールの基本(要件を簡潔に伝える、口頭の約束は書面で確認する、わからなければ聞き直す)がそのまま活きる場面がほとんどです。今回紹介したフレーズをメモしておき、実際のメールや打ち合わせの前に見返すだけでも、当日の安心感がかなり変わってきます。大切な一日の準備を、英語の不安なく進めてもらえたら嬉しいです。
