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TOEIC公開テストとIPテストの違いを徹底解説|社会人はどちらを受けるべきか

「会社からTOEIC IPテストを受けるように言われたけど、これって普通の公開テストと何が違うの?」「転職活動で使うなら、どっちのスコアが有利?」――私が社会人になってから何度も周りの後輩に聞かれてきた質問です。実は私自身、入社2年目のときに会社のIPテストで730点を取ったものの、転職活動で「それって正式なスコアですか?」と聞かれて初めて、公開テストとの違いをちゃんと理解していないことに気づいた経験があります。今日は、この2つのテストの違いを料金・申込方法・結果が出るまでの期間・スコア証明書の種類まで徹底的に整理し、社会人がどちらを選ぶべきかを解説します。

そもそもTOEICには2種類ある

TOEIC L&Rには「公開テスト」と「IPテスト(Institutional Program)」という2つの受験方式があります。公開テストは個人が申し込んで全国の試験会場で受けるおなじみの形式で、毎回新作の問題が使われます。一方のIPテストは、企業や学校などの「団体」が主催するテストで、過去に公開テストで実際に使われた問題を再利用して実施されます。個人で申し込むことはできず、所属する会社や学校を通じてのみ受験できる点が最大の特徴です。

徹底比較!公開テストとIPテストの5つの違い

①受験料

公開テストの受験料は7,810円(税込)です。2回目以降の受験には7,150円のリピート割引が適用されます。一方IPテストは4,230円(税込)と、公開テストの約半分の料金で受験できます。多くの企業では会社負担・一部補助で受験できるケースも多いので、まずは人事や総務に確認してみましょう。

②申込方法

公開テストはTOEIC公式サイトから個人で直接申し込みます。IPテストは所属団体がまとめて申し込みを行うため、個人で日程や会場を選ぶことはできません。会社の指定する日時に受けられない場合は、早めに担当部署に相談しておくのがおすすめです。

③受験できる場所・日時

公開テストは全国の指定試験会場で、年に複数回実施される決まった日程の中から選びます。IPテストは団体が指定した会場・日時で実施されるほか、オンライン方式を採用している団体も増えています。オンライン方式なら自宅や職場のPCで、会社が定めた期間内の好きな時間に受験できるのが大きなメリットです。

④結果が出るまでの期間

公開テストは試験日から約17日後にオンラインでスコアが発表され、公式認定証は申し込みから約30日以内に自宅へ郵送されます。IPテストは、マークシート方式の会場受験なら試験後5営業日程度で受験団体に結果が届き、オンライン方式なら試験終了直後にその場でスコアが確認できます。急いで異動や昇進の申請に使いたい場合は、オンラインIPテストの速さが役立ちます。

⑤スコア証明書の種類

ここが一番見落とされがちなポイントです。公開テストでは「公式認定証」という正式な証明書が発行されますが、IPテストで発行されるのは「スコアレポート」という簡易的な書類で、公式認定証にあたるものではありません。大学の推薦要件や一部企業の昇進条件で「公式認定証の提出」が求められている場合、IPテストのスコアレポートでは対応できないことがあるので、事前に提出先の要件を必ず確認してください。

履歴書・転職活動で使うときの注意点

IPテストのスコアも、公開テストと同じ基準で採点されているため、基本的には同等のものとして履歴書に書くことができます。ただし書き方には一つだけ重要なルールがあります。「TOEIC Listening & Reading Test 730点」とだけ書くのではなく、「TOEIC Listening & Reading Test 730点(IPテスト)」のように、IPテストであることを明記するのがマナーです。これを省略すると、後から経歴詐称のような誤解を招くことがあるため要注意です。私が転職エージェントに相談した際も、「IPテストと書いてあれば全く問題ない。むしろ書かない方がリスクになる」とアドバイスされました。応募先が「公開テストのスコアのみ有効」と明記している場合もあるので、求人要件は事前にしっかり読み込んでおきましょう。

結局どちらを受けるべき?社会人のためのケース別おすすめ

会社の研修制度でIPテストの受験機会がある、かつ費用補助が出るなら、まずはそれを活用するのが合理的です。半額近い料金で実力を測れますし、オンライン方式ならスキマ時間で受験できます。一方で、転職活動や大学院入試などで「公式認定証」の提出が必須と指定されている場合は、必ず公開テストを受験してください。昇進・異動の社内申請に使う場合は、自分の会社の人事規定で「IPテストのスコアレポートで可」なのか「公開テストの公式認定証が必要」なのかを、申請前に必ず確認することをおすすめします。

おまけ:TOEICスコアを英語で伝えるときの実践フレーズ集

外資系企業への転職や海外赴任の面談では、TOEICスコアそのものを英語で説明する場面も出てきます。スコアの種類(公開テストかIPテストか)まで含めて正確に伝えられるよう、以下のフレーズをストックしておくと安心です。

  • I scored 730 on the TOEIC Listening & Reading Test.(TOEIC L&Rで730点を取得しました)
  • This score is from an institutional program (IP) test administered by my company.(このスコアは会社が実施したIPテストによるものです)
  • I'm planning to take the public test next month to get an official certificate.(公式認定証を取得するため、来月公開テストを受ける予定です)
  • My score is valid as it was taken within the last two years.(このスコアは過去2年以内に取得したもので有効です)
  • Could you confirm whether an IP test score is acceptable for this position?(この職種にはIPテストのスコアでも問題ないか確認させていただけますか)

特に最後の一文は、応募先に証明書の種類を確認する際にそのまま使える実務フレーズです。メールの件名を「Regarding TOEIC Score Requirement」としておくと、人事担当者にも用件が一目で伝わります。

まとめ

公開テストとIPテストは、受験料・申込方法・結果が出るまでの期間・証明書の形式のすべてが異なります。特に「公式認定証が必要かどうか」は見落としやすいポイントなので、受験前に提出先の要件を確認する癖をつけておきましょう。会社のIPテスト制度を上手に活用しながら、必要なタイミングで公開テストも組み合わせることで、無駄なくスコアアップを目指していきましょう。

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  • この記事を書いた人

おしんglish

英語学習歴20年以上・英検準1級の現役会社員。忙しい社会人でも続けられる英語学習法(TOEIC・英検・英会話・アプリ活用)を発信中。完璧を目指すより、今日から一歩ずつ。

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