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「英字新聞で英語力を伸ばしたい」と思って購入したものの、数週間で読まなくなってしまった――筆者自身、これを何度も繰り返してきました。原因はシンプルで、「全部読もう」とすると情報量に押されて続かないんです。ジャパンタイムズアルファ(The Japan Times Alpha)は、実は「全部読まない」ことを前提に作られている週刊英字新聞です。今回は、平日の通勤時間だけで回せる実践的な読み方のルーティンを、コーナーごとの使い分けまで含めて解説します。
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ジャパンタイムズアルファとは?社会人に向く3つの理由
ジャパンタイムズアルファは、The Japan Times社が発行する英語学習者向けの週刊英字新聞で、紙版は毎週金曜日発行、デジタル版は毎週日曜日に配信されています。価格は1冊あたり340円(税込)で、定期購読にすると割安になり、紙版は1年で17,400円(1冊あたり335円)、デジタル版はさらに安く1年15,450円(1冊あたり297円)というプランがあります。筆者が社会人学習者に勧めたい理由は次の3つです。
- 記事ごとに「EASY」「INTERMEDIATE」「ADVANCED」「ALL LEVELS」の難易度表示があり、自分のレベルに合わせて選べる
- 難しい単語・表現には日本語の注釈が付き、タイトルにも和訳がついているので、辞書を引く手間が減る
- News・For Beginners・In the Workplaceなど8つのセクションに分かれていて、「今日はこのコーナーだけ」という読み方ができる
つまり、普通の英字新聞のように「1面から順番に読む」ものではなく、必要なところだけ拾い読みする前提で設計されているんですね。これを理解してから、筆者の挫折率は大きく下がりました。
挫折しない「通勤15分」ルーティンの組み方
TOEIC600〜800点台、英検準2級〜2級くらいのレベルであれば、以下の順番で15分ほど回すのがおすすめです。実際に筆者が1週間試した組み方をベースにしています。
ステップ1:タイトルと和訳で全体像をつかむ(2分)
まず見出しの和訳だけをざっと読み、その週の記事ラインナップを確認します。ここで内容を予測しておくと、本文を読むときの理解速度がぐっと上がります。
ステップ2:「Small Talk About News」で肩慣らし(3分)
初級者向けにやさしく書かれたニュース雑談コーナーです。ウォーミングアップとして最初に読むと、「英語の新聞、意外と読める」という感覚を作れます。例えば時事ネタに対する感想を述べる表現として、以下のようなフレーズがよく出てきます。
- It's hard to believe that...(〜とは信じがたいですね)
- That caught my attention because...(〜という理由で気になりました)
- I wonder how this will affect...(これが〜にどう影響するか気になります)
ステップ3:「Describe This!」で日常表現を増やす(3分)
毎月第2・4週に掲載される、日常会話表現を増やすための連載です。1つのテーマについて複数の言い回しが紹介されるので、単語帳的に使えます。たとえば「忙しい」という状態を表すだけでも、busy、swamped、up to my ears in workのようにニュアンスの違う表現が並びます。通勤電車の中で「このテーマなら自分はどう言うか」を1文作ってみると、アクティブな練習になります。
ステップ4:「In the Workplace」でビジネス表現を仕込む(4分)
社会人読者にとって一番実務に直結するのがこのコーナーです。会議・メール・交渉などのシーンで使えるフレーズが中心で、「Life as an Expat」(在日外国人の視点で書かれたコラム)と合わせて読むと、日本のビジネス習慣を英語でどう説明するかのヒントにもなります。
ステップ5:「TOEICテスト Reading Section徹底演習」で試験対策(3分)
TOEIC対策をしたい人向けに毎週掲載されている演習コーナーです。本番形式に近い設問に触れられるので、「英字新聞を読みながらTOEIC対策もする」という一石二鳥の使い方ができます。特にPart 7の長文読解で時間が足りないと感じている人は、ここで時間を計って解く練習をするのがおすすめです。
音声で差をつける:Club Alphaのシャドーイング活用法
購読者専用サイト「Club Alpha」では、一部の英文記事にネイティブスピーカーによる読み上げ音声が用意されています。筆者はこれを次のように使っています。
- まず音声なしで本文を読み、意味を取る
- 次に音声を聞きながら目で文字を追う(オーバーラッピング)
- 最後に音声だけを聞いて口を動かす(シャドーイング)
同じ記事を3回使い回すだけなので、新しい教材を探す手間がかからず、通勤時間の「耳だけ学習」にもそのまま流用できます。Part 2・Part 3のリスニングが弱いと感じている人には、この使い方が特に効くはずです。
紙版かデジタル版か、どちらを選ぶべきか
筆者のおすすめは、通勤中心に学習したい人はデジタル版、紙に書き込みながらじっくり読みたい人は紙版です。デジタル版はスマホ1台で完結し価格も安い一方、紙版は電車内でも視線を手元に落とすだけで読める安心感があります。どちらのプランが自分の生活パターンに合うかは、最新のキャンペーン内容も含めて公式サイトで比較してみるのが確実です。ジャパンタイムズアルファの詳細はこちらから、現在の料金プランや申し込み方法を確認できます。
まとめ:まずは1コーナーだけ、1週間続けてみる
ジャパンタイムズアルファは情報量が多いからこそ、「全部読む」をやめた瞬間に続けやすくなる教材です。今回紹介した通勤15分ルーティンのうち、まずは「Small Talk About News」か「Describe This!」のどちらか1つだけでも、1週間試してみてください。忙しい社会人でも回せる学習習慣は、こうした小さな絞り込みの積み重ねでできていきます。
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