映画『マネー・ショート』を観て、「こんなに難しい英語、私には無理…」と感じたことはありませんか?
実はこの映画には、日常会話でも役立つ英語のイディオムがたくさん使われています!
今回は、映画の名セリフと一緒に10のイディオムをわかりやすく解説します。
映画をもっと深く楽しみたい方にもピッタリな内容です。
映画と一緒に英語力をアップさせましょう。
Contents
- 1 「Jenga」:映画『マネー・ショート』に学ぶ崩壊寸前の状況とは?
- 2 「Bet against」逆張り
- 3 「Take a hit」損失を受けるシーンで使える英語イディオム
- 4 On the hook『マネー・ショート』で納税者が背負う責任
- 5 House of cards:危うい状況を表す英語表現と映画の名場面
- 6 Call someone’s bluff:はったりを見破る
- 7 Too big to fail:大きすぎて潰せない
- 8 Blow up」:全てが台無しになる状況を描いた名セリフ
- 9 Pull the plug:中止する
- 10 In over one’s head」:手に負えない状況を表す英語イディオム
- 11 イディオム:まとめ
「Jenga」:映画『マネー・ショート』に学ぶ崩壊寸前の状況とは?
“It’s like Jenga. You keep removing pieces, and it all comes crashing down.”
ジェンガみたいなもんだ。ピースを取り続けてたら全部崩れる。
キャラクター: ジャレッド・ヴェネット(ライアン・ゴズリング)
ジェンガを使って金融市場の不安定さを例え話で説明する場面。
「Bet against」逆張り
“I want to bet against the housing market.”
「住宅市場に逆張りしたいんだ。」
キャラクター: マイケル・バーリ(クリスチャン・ベール)
マイケルが住宅ローン市場の崩壊に賭ける決断を下すシーン。
「Take a hit」損失を受けるシーンで使える英語イディオム
“The banks are gonna take a hit, and they don’t even see it coming.”
銀行は大損するだろうが、それに全然気づいてない。
キャラクター: ベン・リカート(ブラッド・ピット)
ベンが市場の行く末を冷静に予測する場面。
On the hook『マネー・ショート』で納税者が背負う責任
“The taxpayers are on the hook for this mess.”
この混乱のツケは納税者が払うことになる。
キャラクター: マーク・バウム(スティーヴ・カレル)
マークが金融危機の影響を批判するシーン。
huluで英語が得意に!
House of cards:危うい状況を表す英語表現と映画の名場面
This whole thing is a house of cards, and it’s about to collapse.”
全体が砂上の楼閣だ。もうすぐ崩壊する。
キャラクター: ジャレッド・ヴェネット
金融市場の不安定さを指摘するシーン。
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Call someone’s bluff:はったりを見破る
“They think we’re bluffing. Let’s call their bluff.”
「奴らは俺たちがはったりをかけてると思ってる。見破ってやろう。」
キャラクター: マーク・バウム
相手の弱点を突く決断をする場面。
Too big to fail:大きすぎて潰せない
“The banks are too big to fail, and they know it.”
銀行は大きすぎて潰せないし、それを自覚している。
キャラクター: ベン・リカート
金融システムの問題を皮肉たっぷりに語る場面。
Blow up」:全てが台無しになる状況を描いた名セリフ
“If this doesn’t work, we’re gonna blow up our fund.”
これがうまくいかなければ、ファンドが全滅だ。
キャラクター: マイケル・バーリ
賭けにリスクを伴うことを説明する場面。
Pull the plug:中止する
“If we don’t act now, they’ll pull the plug on us.”
「今行動しなければ、奴らに中止されるぞ。」
キャラクター: マーク・バウム
緊急性を訴える場面。
In over one’s head」:手に負えない状況を表す英語イディオム
“We’re in over our heads, but we have to see this through.”
完全に手に負えない状況だが、やり遂げるしかない
キャラクター: ベン・リカート
窮地でも冷静さを保つ場面。
イディオム:まとめ
映画『マネー・ショート』には、英語学習者にとって貴重なイディオムがたくさん詰まっています。
個人的一番すきな映画です。
日常会話はもちろん、ビジネスや金融のシーンでも使える実用的な表現が多いのが特徴です。
「bet against(逆張りする)」「house of cards(不安定な状況)」など、映画のシーンと合わせて覚えることでより自然に使いこなせるようになってくると思います。
この映画を通じてイディオムを学べば、英語力だけでなく、世界の経済や金融の知識も深まるはずです。
次回『マネー・ショート』を観る際には、ぜひこの10のイディオムを意識してみてください。
映画がもっと楽しく、あなたの英語も一歩レベルアップすること間違いなしです!
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