招待状は、結婚式の主催者から招待されたゲストに、式場やテーマなどの情報を伝え、参加を要請する大事な手段です。

単なる情報伝達の手段にとどまらずゲストにとっての第一印象や、結婚式のイメージできる大事な作業。
招待状の役割を適切に理解し、注意深く作成・送付することで、ゲストの印象を良くし、結婚式の成功につなげることができます。
招待状の種類と選び方

招待状には形式や種類があります。結婚式のスタイルやテーマ、予算などを考慮し、ゲスト数に合わせた適切な招待状を選びましょう。
フォーマルな結婚式には、「紙媒体の招待状」が適しています。一方で、カジュアルな結婚式には「電子招待状」がよく用いられます。

手作りの招待状や、パーソナライズされた招待状も人気があります。予算や手間を考慮しながら、最適な招待状を選びましょう。
招待状のデザイン

招待状のデザインは、結婚式のテーマやスタイルに合わせたものが好まれます。
書体、紙質などのもテーマに応じたものを選ぶことが重要です。

春の結婚式では、明るい色合いや花柄のデザインが人気です。

一方、冬の結婚式では、シックで上品なデザインが好まれます。
また、文字のフォントや色にもこだわりましょう。美しいデザインの招待状は、ゲストの印象を良くし結婚式の雰囲気を演出してくれます。
招待状の作成と送付

招待状の作成方法は、以下の2点です。
- 手印刷会社への発注
- 自手作りで用意する
手作りの場合は、自分たちのイメージやデザインを反映させることができますが、時間や手間がかかることが欠点です。
印刷会社への発注の場合は、プロのデザインや印刷技術を利用することができますが、費用がかかることが欠点です。

予算やスケジュールに合わせて、最適な方法を選びましょう。
ポストに投函する場合は、ゲストが受け取れるように、必ず追跡可能な配送サービスを利用しましょう。
メールで送る場合は、PDFファイルなどに変換して送信し、確実に届いたかどうかを確認しましょう。
手渡しの場合は、招待状に一言メッセージを添えて、直接渡すことでゲストとの距離感を縮めることができます。
招待状のマナー
招待状のマナーには以下の3点に注意しましょう。
- 返信方法や期限
- 欠席の場合の連絡方法
- 追加ゲストについて
まず、返信方法や期限についてです。
招待状に記載された返信方法に従い、期限内に必ず返信しましょう。返信が遅れる場合は、必ず理由を添えて遅れる旨を伝えるようにしましょう。

返信の際には、挨拶やお礼の言葉を添えることがマナーです。
次に、欠席の場合の連絡方法についてです。万が一欠席する場合は、なるべく早く連絡するようにしましょう。

理由やお詫びの言葉を添えることがマナーです。
最後に追加ゲストについてです。
予定しいなかったゲストを呼びたくなった場合は、すぐに担当プランナーに連絡をとり招待状を追加してもらいましょう。それ以外にも会場のキャパや料理、ドリンク、卓上花など、いろいろなものに締め切りがあるので必ずすぐに伝えるようにしましょう。
招待状のフォローアップ

返信がない場合の対処方法
ゲストからの返信がなかった場合は、フォローアップを行うことが重要です。まずは、招待状に返信する方法を明記しているか確認し、もう一度連絡を試みます。また、ゲストが忙しい場合や返信に悩んでいる場合は、招待状の到着を確認するために一定期間を設け、電話やメールなどで問い合わせることもできます。
結婚式招待状のまとめ
招待状は、結婚式の成功に欠かせない重要な要素の一つです。招待状は、結婚式の日程や場所、ドレスコードなどの重要な情報を伝えるだけでなく、結婚式のテーマやスタイルを表現するための重要な役割です。
招待状を選ぶ際には、ゲスト数や予算、結婚式のスタイルなどを考慮して、適切な種類を選ぶことが大切です。また、デザインや情報の伝え方にも気を配る必要があります。招待状の送付方法や配慮すべきポイント、マナーについてもしっかり理解しておくことが大切です。
結婚式準備で一番最初にする作業ですが、一番重要な準備となります。
忙しいひとは、プロに任せて少しメッセージを添えるぐらいのほうが、会場側にも迷惑がかからず上手くいきます。
招待状選びを是非、楽しんでください。